【大津市】滋賀県立美術館で「生誕100年記念人間国宝志村ふくみ展色と言葉のつむぎおり」が10月8日より開催。

大津市瀬田南大萱町にある「滋賀県立美術館」では、紬織の人間国宝である染織家の志村ふくみさんの生誕100年を記念し、故郷滋賀では約10年ぶりとなる個展「生誕100年記念人間国宝志村ふくみ展色と言葉のつむぎおり」が期間限定で開催されています。

開催期間は、2024年10月8日（火）から11月17日（日）です。前期は10月8日（火）〜10月27日（日）、後期は10月29日（火）〜11月17日（日）と開催され、会期中には展示替えをされます。

生誕100年記念人間国宝志村ふくみ展色と言葉のつむぎおり

こちらの個展では、国内屈指の規模を誇る滋賀県立美術館収蔵の志村ふくみさんの作品、館外からの借用作品、作家ゆかりの資料など合わせて80件以上を展示。作品の中には、「源氏物語シリーズ」や滋賀をテーマにした作品、染織作品や故郷、仕事への思いを語るさまざまな言葉も紹介されています。

着物で来場された方へプレゼント

滋賀県立美術館のSNSによると、こちらの個展へ着物で来場された方は、都機工房での作品制作の際に織機に張っていた経糸の残り糸をプレゼントされているとのことです。（※こちらのプレゼント企画は、なくなり次第終了）

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この秋着たい「私の着物コレクションのデザイン」2024

個展入り口では、来館者の方が着物コレクションのデザインを描けるコーナーを設置されていました。壁には、素敵なデザインがたくさん飾られていました。

滋賀県立美術館カフェ・ミュージアムショップ

個展と老舗和菓子屋のたねやがコラボされた「志村ふくみ⽣誕100年記念たねや寒天3個⼊」を滋賀県立美術館内にある カフェ・ミュージアムショップ期間限定で販売されています。たねやのHPによると。志村ふくみさんの自選随筆集『野の果て』特装版に用いられた裂をデザインされたパッケージを使用されているとのことです。

アクセス

個展が開催される滋賀県立美術館は、びわこ文化公園内にあります。県道2号線沿いの文化ゾーン口の交差点付近にあり、駐車場も完備されています。「県立図書館・美術館前」または「文化ゾーン前」のバス停から約５分ほどの場所にあります。